自分たちの地域は自分たちで守る

1月16日・17日と消防団活動の一環で、松山の消防学校で研修に参加してきました。
ここで私達は、幹部研修として、基本的な防災知識と、実際の火災現場での実用的な技能訓練を受けました。

いろいろありますが、とてもマニアックに紹介します。
通常は、下の写真のように消防ホースはでんでんむしのように巻いています。

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これは、普通の巻き方ですが、島田折り(または、折れ島田)というのを教わりました。

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このように、折る方法です。このメリットは、火災現場が、階段の上や、坂の上など、今いるところから
二重巻ホースを投げて転がらないところで有効に使えます。
まっすぐで平坦な道路などでは、二重巻ホースが転がりますので、一般的な方法で消火にあたります。
しかし、そうでないところでは、ホースが伸ばすのが困難なので、この方法も有効になってきます。
特に、保管時コンパクトにするために、折れている部分を少しずらす方法で、より小さくまとめるようです。

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上の写真のように、折れ曲がりのループを少しずらして重ねることで、収納や持ち運びをよくします。

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上の写真のように収納し、常時接続しておくこともできます。下の写真のように、収納庫にふたしても、
専用の取出し口がある車であれば、扉を閉じたままにできます。
なかなか、こういったことは消防団活動でも学ぶことがありません。私も20年消防団で活動していますが、今回初めて知りました。

面白い映像があったのでご紹介します。
二重巻きホースを数秒で、島田折りに変換する練習風景です。
これだあ・・・・1・2・3!

私達は地域の方々に生かされています。
地域の方々に少しでも恩返しできることを、ひとつづつ続けていきたいと思います。
お家を建てることと、建てたお家を守ること、そして、
自分たちの地域は自分たちで守ること、これらも私達の使命です。